脳神経に作用する医薬品

医薬品には脳神経に作用する薬があります。

人間の脳や脊髄などの神経系からくる病気に対して利用されます。

主に統合失調症やうつ病、自閉症スペクトラム障害、強い不安感により精神的コントロールが出来るくなってしまう不安障害などの症状に処方されています。

脳神経には情報の伝達を行う神経と、その情報を処理して身体に信号を送る神経があり、これらの神経が乱れてしまうことで、様々な病気を引き起こしてしまいます。

中枢神経とは

神経には『中枢神経系』と『末梢神経系』の2つがあります。

末梢新駅は目や耳、手や足などから情報を送る神経です。

中枢神経とは神経の中で多くの神経細胞が集まっている領域で、末梢神経から情報を受け取り、感覚や運動などの身体をコントロールする神経です。

中枢神経疾患について

中枢神経疾患の原因は脳の機能にあると考えられています。

主に統合失調症や躁うつ病(双極性障害)、うつ病(大うつ病性障害)、自閉スペクトラム症、強い不安感によって精神コントロールが難しくなる不安障害、社会生活や職業・学業に支障を来す適応障害などがあります。

また、アルツハイマー型認知症や発作を繰り返し起こす大脳の慢性疾患であるてんかん、脳の病気として原因が明らかになってきたパーキンソン病などが代表的な疾患となります。

神経系に作用する医薬品の効果

脳(中枢神経)に作用し自律神経系の乱れを調整することで、頭痛、めまい、不安、意欲低下などを改善する医薬品です。

自律神経は交感神経と副交感神経で成り立っており、この2つのバランスが乱れることで内臓や血管のなどの働きがおかしくなります。

このバランスが乱れることにより、疲労感や眩暈(めまい)、頭痛、焦燥感、イライラ、不安感、意欲低下、食欲減退、睡眠障害、など様々症状が起こります。

自律神経失調症は緊張状態が続きイライラしたり、不安感を感じ神経のバランスが崩れたりするので、自律神経のバランスを整えることで改善することが出来ます。

神経系に作用する薬を服用することで、これら症状を緩和し、改善することに期待できます。

神経系の薬の副作用や注意点

神経系の薬の副作用として眩暈(めまい)、頭痛、神経過敏、吐き気、腹痛、眠気、食欲不振、便秘、倦怠感、脱力感などがあります。

症状の重さには個人差があり、副作用を弱く感じる方もいれば、強く感じてしまう人もいます。

精神疾患に作用する薬には効果の強いのもがあり、24歳未満の方の服用は自殺のリスクが高いとFDA(米食品医薬品局)の治験データで判明しているので、24歳未満の方は効果が強すぎず、依存性の少ない医薬品を処方されることが多くなります。

25歳以上の方の服用は加齢とともに自殺率は低下してきます。

薬を服用した際に以上を感じた場合は速やかに服用を中止し、かかりつけの病院で受診されることをお勧めします。